Attention, please.

渡村 マイ

 

 

誰かが犠牲になっている社会システムの中で生きている自分たちにとって

誰も傷つけないで生きていくことが出来るだろうか。

 

無意識で過ごす

日々の現代文明の生活によって
地球は蝕まれ、苦しみの声をあげている

それでも利己的に生きる人間を、包んでくれる。

 

 

愛している。

 

信じてくれているのかもしれない。

 


マザーテレサが言う。

「愛の反対は無関心」

 

世の中の数ある問題の多くは
利己的な欲求

行き過ぎた利益追求

破壊行為

 

それと同じくらい
無関心が根源かもしれない。

 

虚無のこころ。

 

物質に偏り過ぎた「豊かさ」の基準を

お金に偏り過ぎた「価値観」の基準を
大きくシフトする時代。

 

時のめぐりと
物質的な発展とともに
精神的な進化の、新価を問われるいま。

地球の変化の波にのまれながら。

自分自身の変化を味わいながら。

あなた自身の変化を遂げながら。

この惑星で生きていこう。

 

 

 

アメリカの先住民の神話では

いまは第4の世界
利己的に行き過ぎた人類が与えられた
4度目の世界。

火と、氷と、水によって
3度浄化され、
4度目のはじまりに戻った人類に、
5度目の世界はあるのだろうか。

 


タイムリミットは近い。

 

 

調和の中を歩む道を。

 


May we walk in beauty.

 

 

 

渡村 マイ/とむら まい

静岡県藤枝市在住。琉球大学で八重山芸能研究会で活動を行う一方、沖縄映像文化研究所の活動に関わる。立教大学院文学研究科比較文明学専攻にて、アメリカ先住民の文化を学んだ後、故郷である静岡県藤枝市に帰郷。ドキュメンタリー映画上映会などの活動を開始。2009年より地元観光協会に在籍、地域を紹介する「たびいく」冊子を取材・編集。地域素材の魅力発信、地域人に出会う「ローカルツーリズム」を提唱。2012年トヨタカローラコレカラパーソン静岡代表。現在、NPO SACLABOを立ち上げ地域をフィールドに地域活動を展開中。